印刷物ってなかなか面白いもんだと思う

なじみ深い特殊印刷「箔押し」

【更新日時:2017-08-24 11:32:10】

特殊印刷がどんな場面で使われているのか、ご存知ではない方も多いかと思います。意識してみなければ、なかなかどれが特殊な印刷技術なのかはわかりませんよね。だけど大人から子供まで、日常的に診ているであろう特殊印刷の技術があります。それが「箔押し」です。

商品のパッケージや、本の装丁などで、ロゴだけがピカピカと金色、銀色にツヤツヤと光るデザインはよく見かけますよね。この金色・銀色の部分に使われているのが箔押しという技術です。

まずはメタリックな光沢をもった箔を用意します。金色・銀色以外にも実は様々な色があります。ホログラム加工をされているものもあるのです。次に印刷部分で箔押し加工をしたい箔押し版を作ります。この箔版と印刷用紙の間にお好みの箔を挟んで熱で押し付けることにより、光沢のある箔が紙に密着します。

箔押しは転写によってつくられる印刷なんですね。お菓子のパッケージでも、ちょっとした商品タグでも、ピカピカとひかる印刷をしているものを見かけたら、ぜひ確認してみてください。箔押し部分は少しへこんだ状態になっています。これは押し付けて転写するからですね。

このように、意外と特殊印刷は身近な場所にあふれているのです。ちょっと他とは違う雰囲気の印刷がされているものを見つけたら「これはどんな技術なんだろう?」と観察してみると面白いかもしれませんよ。

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スクリーン印刷

【更新日時:2014-04-23 12:41:51】

今まで、印刷ができないからなんて事で、断れた経験ありませんか? もうそんな断れる事もないんです。特殊印刷の中でも、スクリーン印刷ができるようになった事で、今まではできなかった被印刷物にも印刷が可能になったんです。

スクリーン印刷は、欧米からその技術はきたものでした。しかし、欧米でこのスクリーン印刷のルーツになったとされているのは、日本の友禅の型染めと言われています。

日本の伝統技術が元になり、新しくなってまた日本にやってきたのです。日本にやってきたスクリーン印刷の技術は、印刷会社各社が独自にドンドン進化させていきました。インキの種類が増えて、様々な物へ印刷ができるようになりました。

スクリーン印刷は「水と空気以外ならなんでもできる」と言われるくらいになりました。スクリーン印刷のデメリットは、やはりコストが少し、他の印刷方式よりも高くなってしまっていると現状はあります。

工業製品に多く取り入れられるようになっているのは、我々の生活の中で多くの商品を見ているのです。

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紙選びのポイント

【更新日時:2014-03-20 04:02:52】

印刷する場合にインクの選択や色の選択をする以上に印象を左右するポイントがあります。

それは紙選びになります。これは同じインクで印字しても紙の印象によりまったく異なった物になります。

これは紙の厚さにもよりますし、紙の色や風合いにも左右します。同じ用紙に全面にカラー印刷する場合と紙自体に色が付いている場合も同じように見えても触った感触などが異なってきます。

このトータルで見たときに大きく印刷の差になってきます。

特殊な、紙選びとは色々あります。紙が透けるぐらい薄いグラシン紙やボコボコの肌触りのダンボールのような紙も選択に入ってきます。

また、印字に関しても古めかしいレトロな印象の凸版方式であったり、ボコボコの印字面であっても噴射式のインクジェットの方法など色々な方式があります。

これらは通常の印刷ではないので機械を選ぶようになりますがやはり、値段や業者を選ぶ必要にはなってきますが替え難いクオリティになってきます。

必要な道具とは

【更新日時:2014-03-14 09:27:59】

印刷業務に携わる業界というのは、あまり派手さの無いものなので、知名度も低くなっています。また、義務教育としての学校には、どこでも印刷機を備えているため、誰でも簡単に作業をすることができるものというイメージが強いです。

しかし、実際の印刷業務というのは、非常に複雑な操作を必要とする場面が多いですし、特殊な知識や技術を駆使しなければならないものなのです。

たとえば、さまざまな道具を活用して処理を行っていくことが必要になります。機械を操作していくだけの単純作業ではありません。業界に入ったばかりの新人は、基本的な知識を身につけることで手一杯となってしまいます。

しかし、少しずつ慣れてくると、特殊な作業をこなすことが可能になっていきます。多様な道具を駆使して、特殊な作業に従事するようになると、印刷業界で仕事をしていくことが楽しくなるものです。

まずは、特殊な作業を1人でこなせるレベルに到達することを目指すべきです。

特殊印刷で広がるデザイン

【更新日時:2014-03-07 18:28:50】

印刷業界という業界は、単純な作業を繰り返しているイメージが持たれがちですが、実際には非常に奥の深い世界です。単純な知識だけでは、とうてい満足できる仕事をすることは不可能です。適切な印刷を行うためには、さまざまな知識を身につけていくことが大切です。

そして、実際に作業を行うことで、スキルを上げていかなければなりません。

業界に入ったばかりの段階では、本当に単純な作業をこなすだけで精一杯という日々が続いていきます。しかし、少しずつ知識が身につくと、特殊印刷という作業を行うことが可能になります。特殊印刷を行うことができる段階に到達すると、印刷業務が充実したものに変わっていきます。

特殊印刷を行う場合には、デザインについて、しっかりと考えていかなければなりません。魅力的なデザインを考えて、適切な作業を行うことが大切なのです。特殊印刷を正しく行うためには、印刷に関する幅広い知識と、高い技術が求められるのです。

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  • 一言:特殊印刷けっこう見てるよ~
  • 趣味:印刷物チェック!!!

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